交通事故で家族を失った人たちが1991年に設立した「全国交通事故遺族の会」は20日、東京都内で定期総会を開き、年内いっぱいでの閉会を決めた。
交通事故死者の減少に伴い、新規入会者や相談が激減したためという。
井手渉会長(77)が緊急動議の形で提案。「会の名前がないと社会へのアピールが難しい」と存続を求める会員もいたが、128対3の賛成多数で可決された。
(井出会長は医師です。)
同会は、遺族からの相談対応や裁判傍聴支援のほか、悪質運転の罰則強化を求め続けてきた。井手会長は「悪質な事故が続く中での閉会は悩ましいが、所期の目的は達した」と語った。
(事故の相談などを行っていましたが、、)