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交通事故の人身事故に対する慰謝料の金額は?

[記事公開日]2010/11/02
[最終更新日]

人身事故で慰謝料が支払われるのは交通事故の受傷によって入通院を行った時だけです。交通事故で物損事故で入通院がない場合は慰謝料は支払われません。

人身事故の慰謝料は2種類ある

交通事故の慰謝料は2種類あります。それは別々に計算される次の2つです。

1、人身事故の慰謝料(通院慰謝料・傷害慰謝料ともいう)
2、後遺障害の慰謝料

1、人身事故の慰謝料とは、交通事故で入通院をした場合に認められる賠償金の一つですが、被害者がこうむった精神的な負担に対する損害の事をいい、実務では入通院慰謝料や傷害慰謝料と表現します。そして、この慰謝料の金額は、入通院の日数(後述)と受傷の程度の2つで決まります。逆にいえば、慰謝料が計算できない時もあり、それは人身事故で通院が全くない場合という事になります。

2、後遺障害の慰謝料とは、後遺症が認定された時に通院慰謝料とは別に支払われる慰謝料で、1~14級に分かれている後遺障害の認定等級によって金額が決まります。ちなみに、交通事故の賠償金の7割がこの後遺症によるものといわれています。

つまり、人身事故の慰謝料は、入通院慰謝料と後遺障害慰謝料の2つがあるという事になりますが、現在ではいくつもの実務の積み重ねによって、これら交通事故の慰謝料には一定の基準が存在し、ある程度の事前計算が可能となっています。

ただ、その人身事故の慰謝料基準は3種類あり、ケースバイケースで適用されます。(もっとも、この基準の間に金額の差があるからこそ、示談交渉が必要になってしまうのですが。)

その中でも、もっとも実利にかなった基準なのが、過去の判例傾向と、弁護士が裁判官の意見を聞いたうえで作成した基準です。その慰謝料基準の名は「民事交通事故訴訟・損害賠償算定基準」いわゆる赤い本と呼ばれるものです。実務では、赤本基準、裁判所基準、弁護士基準などと表現されます。

そして、この赤い本以外の慰謝料基準は、「自賠責基準」と「任意(保険会社)基準」の2つとなります。

人身事故の慰謝料

人身事故の慰謝料3つの基準

・ 裁判所(赤い本)  
慰謝料表というものが存在し、入通院の日数に比例して増えるが、月日が経過するごとに月当たりの慰謝料が減っていく

・ 自賠責保険   
「一日4300円×入通院の日数(通院期間or通院実日数×2、のどちらか小さい方)」ただし、人身事故の賠償金が120万円以下の場合に適用される。

・ 任意保険    
非公開基準 入通院の日数に比例して増える(一定の基準は存在する。月日が経過するごとに月当たりの慰謝料が減っていく)

これら3つの慰謝料金額の根拠は、
チェック裁判所基準は、裁判で認められるであろう金額であり、
チェック自賠責の基準は、自賠責保険から支払われる額であり、
チェック任意保険基準は、保険会社が提示してくるであろう額、
ということになります。

なお、裁判所基準(弁護士基準)の請求を任意保険会社に行うと、「弁護士に委任していないので弁護士基準は採用できません」などと言ってきますが、弁護士委任をしても「裁判でないので、裁判所基準は採用できません」と言ってきます。保険会社の言い訳は、結局、慰謝料を払い渋りたい為の口実にすぎません。

なお、、金額の大小は

裁判所(弁護士会)基準>任意保険会社基準≧自賠責基準

となっています。

慰謝料の対象となる入通院日数(総治療期間)

慰謝料を計算する際に適用する入通院の日数は、それぞれの基準によって異なります。

裁判所基準  入院期間は入院期間、通院は通院期間。ただし、通院回数が極端に少ない場合は実治療日数の3倍または3.5倍とする。(これを慰謝料表に当てはめて算出する)

自賠責基準  入院は入院期間、通院は実治療日数を2倍したのと、治療期間を比べてどちらか少ない日数。

任意保険基準 非公開を原則とされていますが、これらの基準は強制されるものではありません。被害者の治療費、交通費、休業損害の大小によって多くもなれば少なくもなる場合もあるあいまいな基準です。非公開の任意保険基準がゆえに、「弊社基準」などと言って、どのくらいの慰謝料を算定するかは任意保険会社の自由なのです。結局のところ、一応の目安はあるものの、個々の事案により調整がなされるのが実情です。

逆にいえば、その示談金の調整方法、何を主張するのか?テクニック等で賠償額は違ってくるともいえます。実際には、休業損害の期間を短くする代わりに慰謝料を増やすといったやり方や、慰謝料を払うから後遺障害認定(治療を打ち切ってくれ)してくれ、丸い数字にして・・・、双方の主張の中間値の慰謝料金額で、といった交渉がなされたりしますが、示談の最終段階でもない限り慰謝料は慰謝料として独立して算出すべきです。なぜならば、任意保険会社は「慰謝料で診ますので~~は勘弁してください」などと、示談交渉前に言ってきたりします。これは、宜しい事ではなく、~~は~~として、しっかり損害賠償として計上すべきなのです。

交渉過程では当然、任保険会社は任意保険基準を主張しするし、裁判ではほぼ赤い本基準の金額になるし、自賠責保険の支払は当然のように自賠責基準になります。もちろん、被害者は最も高額な裁判基準を主張すべきです。

最後に、慰謝料算定の基準には青い本というものも存在することをご紹介します。
青い本とは「交通事故損害賠償算定基準」の事で、日弁連交通事故相談センターが発行している本です。これは、赤い本に比べてややローカル的な基準で、慰謝料の基準が掲載されています。赤い本の出版が日弁連交通事故相談センター東京支部発行に比べて、青い本は全国版だからとという理由もあります。

さて、青い本の慰謝料ですが、青い本では同じ期間と症状でも金額に幅を持たせているのが特徴で、対する赤い本は数字は一つに絞られています。

例えば、交通事故に遭って一ヶ月入院が必要だったとします。この場合の慰謝料額は、赤い本は53万円ですが、青い本では32万から60万円となっています。

どちらを使用して、慰謝料を算定するかはケースバイケースですが、実務では赤い本の方がややリードしているといって良いでしょう。

また、中でも自賠責基準を除いた慰謝料で、例えば訴訟では下記の4つの増減額事由が勘案されます。

増減額事由

1.外見に消えない傷跡が残った場合
2.事故が悪質な場合
3.示談交渉の労力が必要以上にかかった場合
4.加害者が保険料を負担していて被害者が搭乗者損害保険を受領した場合

大まかな人身事故の慰謝料は、無料で試算しますので、
1、入院・通院期間
2、実通院日数(病院へ通った日数)
4、傷病名または症状
5、減額事由があれば
6、後遺障害の等級
その内容をページ下部のフォームからお知らせください。

また、後遺障害の慰謝料については、後遺症障害の慰謝料をご参照ください。

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637 thoughts on “交通事故の人身事故に対する慰謝料の金額は?

  1. 1.入院期間→なし

    2.通院期間→214日

    3.実通院日数→107日

    4.傷病名または症状→頸椎捻挫

    5.減額事由→なし

    6.後遺障害の等級→なし

    H24年11月に後ろから追突されました。過失割合10対0です。
    現在も頚部に痛みが残ります。
    保険会社より、基準となる慰謝料606900円、症状等による増額1.1倍により
    606900×1.1=668000円の慰謝料を提示されました。 妥当でしょうか?
    住まいは千葉県です。

    1. 裁判所基準で98万円
      任意基準でも77万円程度と試算されますので妥当とはいえない金額と思われます。

  2. 1)治療期間 151日
    2)実通院日数 111日
    4)傷病名 腰と首の捻挫
    5)減額事由 なし
    6)後遺障害 なし
    提示額 ¥569,500

    先日、送信した提示額を間違えました。
    一日の補償金額が ¥3,780となっています。 働いているのに補償額が低すぎるのではと思いますが…
    宜しくお願いします。

    1. 裁判所基準で79万円
      任意基準で69万円
      以上のように慰謝料は試算されますので、確かに提示金額慰謝料は少ないと言えます。

  3. 3月1日に妹が運転する車の助手席に座り脇見運転のため速度60キロのスピードでノーブレーキの状態で不動産会社の正面玄関に突っ込んだため病院に搬送され診断の結果、距骨骨折と言われ手術も無事に終わり今後の状態はと言うと87%の確率で骨が壊死する可能性があり、その壊死は個人差でいつそのような状態になるかはわからないようです。もし壊死した場合はボルトで足首を90度に固定する手術をしなければならないと言われました。また仕事の復帰は出来ないと言われました。走ることはもちろん、しゃがむこともNGです。

    保険などの知識が豊富ではないので、参考までに教えてください。
    現在入院47日目。退院予定は70日目やの5月9日になります。
    退院後、通院&リハビリ有り。日数は未定です。後遺障害もまだわかりません。
    自賠責基準、任意保険を
    この内容で申し訳ありませんが、推定で宜しいので保険やから入る慰謝料は少なくみてどのくらいでしょうか?教えてください。宜しくお願いします。

    1. 足首が固定されてしまう状態でしたら後遺障害等級に認定される可能性は極めて高いと思われます。
      慰謝料の総額については現時点では何ともいえない状況ですが、数十万の単位ではありません。

  4. お手数おかけしますが算定お願いいたします。
    [事故状況] 
    2才の子供が信号機のある横断歩道を青信号で横断中に、赤信号無視の車が直進してきてひかれました。

    入院: 3日間
    通院期間: 30日間 (実通院日数 5日)
    傷病名または症状: 全身打撲(額、肩)、鼻出血、上口唇部・左足擦過傷

    後遺障害には該当しないと思われますが、左足付け根部分に3~4cm程度の擦過傷跡が残っています。

  5. お手数ですが算定お願いいたします。
    3月13日に原付で帰宅中に交差点前において、信号が赤で前の車が停車し、信号を右折する為ゼブラゾーンを走っていたら、急に左側の車が右折しようとして原付の前側に当たってきました。過失割合は7:3と認識しています。
    通院期間30日、 実通院日数6日、傷病名(左小指付け根骨折)、後遺症無。

    宜しくお願いいたします。

    1. 裁判所基準で28万円。
      自賠責基準では50400円~と試算されます。

  6. ご返信ありがとうございます。

    >裁判所基準の慰謝料は91万円と試算されます。これは裁判を行ったときに得られると予想される金額で、請求する1️⃣のは当然自由です。自賠責分の慰謝料は被害者請求2️⃣を行えば示談3️⃣前に得る事が出来ます。

    との事ですが、少し整理させてください。
    1️⃣裁判所基準で請求する(任意保険会社に対して)
    2️⃣被害者請求(自賠責に対して)
    3️⃣示談(任意保険会社に対して)
    ・1️⃣と3️⃣は同じ意味なのでしょうか?
    ・同じ意味とすると、今後の手順としては2️⃣を先に自賠責に対して行うべきでしょうか?また、その旨を任意保険会社に告知しておくのですか?
    ・3️⃣は通院が終了する3月31日以降に行うのですか?それとも今の段階から任意保険会社に掛け合っておいた方が良いですか?

    お忙しいところ申し訳ございませんが宜しくお願いいたします。

  7. はじめまして。
    週明けにも任意保険会社に伝えようと考えています。お手数ですが、通院慰謝料の計算といくつかお聞きしたいのでお願いします。

    通院期間… 188日
    通院実日数… 74日(本年3月31日で終了)
    症状… 頚椎捻挫・腰椎捻挫
    減額自由… 当方過失割合10%(原付)、相手90%(車両)
    ・すでに任意保険会社(外資系)より自賠責基準での慰謝料の案内が送られてきてい ます。裁判所基準を主張できますでしょうか?

    ・痛みがまだ残るのでこちらのサイトの勧めの通り後遺症の認定もらうべく被害者請 求でしようと思います。担当医師に相談し、週明けに診断書を書いてもらいます  が、確実に認定を受ける為には医師に何か伝えるべきことはありますか?また、本 サイトにあればベターとされている医療照会書というものははどうやって入手   し、どのように扱えばよいのですか?(自賠責会社へ診断書と共に送付?)医師に
     言えば用意してもらえるのでしょうか?

    ・そもそも通院慰謝料(任意保険会社に対して請求?)と後遺障害の慰謝料(自賠責 保険会社に請求?)は共に被害者請求というかたちをとった方がよいのですか?

    長くなって申し訳ありません。初めての事なのでわからないばかりです。お知恵をお貸しください。
    何卒宜しくお願いいたします。

    1. 慰謝料のページなのでお答えできるものだけお答えします。

      裁判所基準の慰謝料は91万円と試算されます。これは裁判を行ったときに得られると予想される金額で、請求するのは当然自由です。自賠責分の慰謝料は被害者請求を行えば示談前に得る事が出来ます。

  8. はじめまして。計算宜しくお願いします。

    入院期間… 30日 通院期間… 229日
    通院実日数… 51日
    症状… 左脛骨骨幹部骨幹、左腓骨骨幹部骨折
    (ボルト固定。半年後摘出手術)
    減額自由… 当方過失割合10%(徒歩)、相手90%(車両)
    後遺症… なし

    賠償提示額は75万円です。

  9. お手数ですが算定お願いいたします。
    昨年12月14日に信号機のある交差点を青信号で通過しようとしたところ、赤信号を無視したダンプと衝突してしまいました。過失割合は10:0と認識しています。頸椎捻座1週間と診断されましたが、通院期間は65日、実通院日数は26日で先日示談書が送られてきて慰謝料が自賠責基準の26日×4200円×2=218400円でした。私に過失割合はなく、相手の信号無視によるものなので納得できない金額です。妥当な金額の算定お願いします。

    1. 提示されている金額は、実務的には妥当と言えば妥当な金額ですが、裁判所基準でいえば50万円を超える程度になることから、これを参考に交渉をされると良いかと思われます。

  10. お手数ですが、計算お願い致します。
    通院期間119日
    実治療日数81日
    人身事故で人対車で当方、被害者です。
    怪我は脛椎捻挫、腰椎捻挫、大腿部捻挫です。
    示談と来ているのですが、全く知識がないため慰謝料の計算をお願い致します。
    休業補償で72万円貰っていて、治療費で40万円程かかっていると言われました。
    宜しくお願い致します。

    1. 自賠責の枠を超えるので自賠責基準の慰謝料以外を計算すると、
      任意基準では51万円程度
      裁判所基準では66.5万円
      と試算されます。

  11. 信号待ちをしていた所、後方からあてられた人損事故となりました。
    私、嫁、まだ話す事ができない幼児二人 です。
    私と嫁通院ちゅうです。
    子供は変わった様子はないのですが、医師の診断は5日と3日です。
    子供に対しての慰謝料はどのように試算すればよいですか?
    ご指導ください。

    1. お子様についての慰謝料は、基本的に通院日数から金額を計算するので、診断書上の全治期間ではわかりません。

  12. 去年の5月中旬に車同士の事故の被害者です。左手のしびれ、うずきで通院中です。通院日数は今115日です。
    示談をして、自分の保険証で近所の病院に通いたいと思ってます。慰謝料は、今示談するとどのくらいでしょうか。
    これから自費で通院にとなると、気になります。
    今は職場近くで通院中ですが、やはり仕事の休憩中など使っているのでかなり大変なので…。

  13. はじめまして。
    おおよその慰謝料を試算いただけますでしょうか?
    宜しくお願いします。
    1、入院・通院期間
      200日
    2、実通院日数(病院へ通った日数)
      入院6日・通院100日(接骨院でのリハビリ含む)
    4、傷病名または症状
      ・右鎖骨骨折=プレート固定手術/プレート抜釘手術
      ・背部挫傷/腰部挫傷=背部挫傷については現在も痛みやだるさがある
    5、減額事由があれば
      ・車(右)と原付(左:私)による信号の無い交差点での出合い頭
      ・保険会社は、7:3(私)と言っている。

    1. 裁判所基準では126万円程度
      任意基準では85万円前後
      と通院慰謝料は試算されます。

  14. 2012.11.27に、横断歩道を渡っているところ、前方不注意の車にはねられました。8歳の娘です。
    顔や全身に傷、耳が聞こえにくいとの症状がありましたが、CT2回撮りましたが、大丈夫でした。左足は開放複雑骨折で、創外固定と言って、骨折部の上下をボルトをさして、足の外に金属で固定していました。膝のヒビもあり、創外固定中、2ヶ月はシーネ固定してました。

    入院期間、2回
    2012.11.27〜2012.12.27 創外固定で帰宅。金属剥き出しのため、カバーを使って保護し車椅子や、松葉杖で登校。
    2013.4.3〜2013.4.6 金属を外す手術つのため入院。一ヶ月松葉杖。

    通院期間、2012.11.27〜2013.12.27
    2013.5月で一旦症状安定。其の間の通院回数は、8回。足の左右で長さが変わるかもしれないど、2013.12に受診し、0.5cmの左右差あるのですか、後遺障害はなし(傷は、足に5箇所瘢痕があります)と医師から言われています。12月の通院を入れて9回です。
    また、車が怖いとPTSDのため、2回精神科受診、固定中の皮膚トラブルで1回皮膚科受診しました。
    入院中は、付き添いをしながら、仕事をしました。幼児がいるので、祖父に送迎を依頼し、夫が帰宅するまでみてもらいました。

    創外固定中は、入院期間として考えるのでしょうか?
    付き添い費は、でるのでしょうか?
    仕事は、2回有給をつかいました。
    幼児世話に対しては、出ますか?

    どのくらいが、妥当かわかりません。
    よろしくお願い申します。

    1. >創外固定中は、入院期間として考えるのでしょうか?

      通院実日数として考えます。

      >付き添い費は、でるのでしょうか?

      8歳なので問題なく出ます。

      >幼児世話に対しては、出ますか?

      付添費に含まれます。

  15.  平成24年12月31日に赤信号停止中に後方より衝突されました。よそ見運転、ノーブレーキでした。
     平成25年2月中旬、首、肩、背中、腕、手の痛み等により、睡眠障害が発生し、職場離脱しました。現在も休職中です。
     本日平成26年1月14日、保険会社より、今後は加害者が弁護士を選任したので、今後弁護士とやり取りをしてくだいさいとの一方的な電話がありました。
     現在までに200日程度継続的に通院し、症状は平成25年9月以降、鍼等の治療を追加したため、手・腕の痛み症状は徐々に改善してきているものの、手・腕の痺れ・痛みを緩和する薬を飲み続けないと症状が悪化してしまう、また睡眠導入剤を飲んで寝ても、手・腕の痛み・痺れで朝2時・3時には目が覚めてします睡眠障害が発生している、症状が現在も続いています。
     医者の診断は脊椎捻挫、MRIでも問題はないとの見解です。
    現在もリハビリ、鍼、手腕の痺れ痛み緩和のための薬を頓服し治療中ですが、今後、弁護士はどのような対応ししてくるのか不安です。
    どのようなことが考えられるのかアドバイスいただければと思います。
    そして、どのような対応を私はとるべきなのかを教えてください。
     私としては、薬なしで手・腕の痺れ・痛みがなくなり、睡眠障害がなくなるまでは、リハビリ、投薬を継続したいと希望です。この状態のままでは、職場復帰しても悪化し、再度職場離脱になる可能性が高いです。

    1. 後遺障害が発生する可能性が高いと思われます。ただ、画像で異常がでていないのであれば自覚症状だけではなくドクターに検査をしていただく必要が出てくると思います。もし、後遺障害が認定されるのであれば、紛争センターに持ち込むのもひとつの手段かと思われます。

  16. 昨年2月9日に追突され、現在も首の痛みが完全にとれないため通院中ですが、来月から仕事の都合で通えなくなりそうなので今月いっぱいで通院を中止しようと思っています。大まかな慰謝料の金額(120万を超えるので任意保険基準ですよね?)が知りたいです。

    通院期間:約360日
    通院実日数:約180日
    傷病名:頚椎捻挫・腰椎捻挫
    過失0
    片道約3キロの病院へ車で通院
    病院から保険会社へ請求される治療費は1日2100円
    レントゲン全身15箇所を通院期間中に2回とりました
    休業補償なし
    後遺障害なし

    上記のような内容です。
    相手の保険会社は大手の損保会社です。
    お忙しいところ申し訳ございませんがよろしくお願いいたします。

    1. 本件を自賠責基準でその慰謝料を計算すると151.2万円となるので、明らかに自賠責の120万円は超えたものと考えられます。よって、任意基準の可能性が極めて高いです。

  17. よろしければ計算お願いいたします。
    当方、コンビニの夜勤明けで帰宅途中に前方の車が停まったため停止していると、業務中の軽自動車に後方から追突されました。
    車は廃車にし中古でほかの車を購入、コンビニの勤務は変わりが居ないため勤務日数を減らしつつ出る事に。
    当方の母の上司であったため、警察などには罪を軽くするように要求するも私自身は納得していませんし、相手は過去にも人身事故を起こしていました。
    通院は夜勤明けに眠いのを我慢して行き、そのため生活習慣も乱れここ3ヶ月でストレスがかなり溜まりました。

    1、入院・通院期間 → 2013年10月9日からなのでもうすぐ3ヶ月
    2、実通院日数(病院へ通った日数) → 現在25回。1月末までの予定で週1〜2通う予定
    3、傷病名または症状 → 腰と首のむち打ち、足首捻挫
    4、過失 → 10対0で相手が10の過失

    このような状況なのですがどの程度出るのでしょうか?
    また、上記の状況等で増額の要求をする事ができるのでしょうか?

    ご指導のほど、お願いいたします。

    1. 特段慰謝料の増額事では由に当たるものは無いと見受けられますが、低額な自賠責基準等では無く裁判所基準での示談とすることを考えたほうが良いかもしれません。
      4か月の通院で週2.5回の通院だとすれば裁判所基準で67万円の慰謝料と試算されます。

  18. この度はお世話になります。

    軽自動車同士交差点でぶつかるも、相手の赤信号進入がコンビニビデオカメラと、証言者にありこちらの過失はゼロです。
    1. 73日通院期間(最初誤診の為4日目に病院変更)
    2. 通院 9日のみ(風邪をひいた為と、送迎と付き添いが必要の為少ない)
    3. 仙骨骨折で、要6週間の診断
    4. 相手10割過失( 赤信号で交差点に、左より赤信号無視で入って来てぶつかった)
    5. 英語教室自営のため自宅で小数時間の仕事
    6. 治療費は、その都度請求し、一週間以内に受け取りました。慰謝料、 休業補償の交渉の、見当がつきません。
    7. 後遺症はありません。が、この事故のため4年半目の乳がん治療の副作用が強く出るので、半年早く切り上げてやめました。それは、本態性振戦と、ミオクローヌスの持病の為です。

    尚、未だ同等の車が見つからず困っております。特筆したいことは、誤診の為救急車で運ばれたのに、簡単に、帰され、吐き気や、強い痛み、動けないなど、又、事故後二日目に夜間に意識を無くすなどあり、独身の身ですので三人の友人達に泊まって介護を、その後も食事、掃除、洗濯等々、車の援助もしてもらっています。

    大した慰謝料も、貰えなく友人達にお礼する事が難しそうです。
    お知恵をお貸しくだされば有難く存じる次第でございます。

    宜しくお願い致します。

    1. 慰謝料は自賠責基準で75600円となります。

      「特筆」事項に対しての賠償金については、話し合いで解決する事は難しいかもしれません。一番の問題は、交通事故との相当因果関係の説明が、出来るかどうかという所です。1つ言える事は、まずは介護が必要であったことを医師によって証明する必要があるという事です。これが出来なければ、話が進むことはないと思われます。

  19. 1)50cc原付t車の事故
    2)停車中の車と車の間から急に出てきた先方の車の後部ドアに当方のバイクが正面より激突
    3)責任割合当方2割
    4)治療日数12日  治療期間70日
    5)慰謝料10万・休業補償50万 治療費 35万
    6)上記の金額以外に特に提示はなく、今後どのように交渉をすればいいのか
    7)当方のバイクに保険はなく、先方の保険会社と交渉中
    8)後遺症なしとの判断

    1. 恐らく慰謝料は100800円だと思いますが、これは自賠責基準で算出されたものです。予想ですが、全額自賠責解決で人損については過失減額されていないのではと思います。

      だとすれば、1円でも増えれば全額に過失割合がかかってきますので、提示されている金額での示談が妥当かと思われます。

  20. 自転車同士の事故、足の打撲とあばらのヒビ
    入院期間 なし
    通院期間 11日
    通院回数 3日
    病名又は症状 足の打撲とあばらのヒビ(全治33週間~1カ月)今もなお痛みたまに有り
    減額事由 過失なし(相手100%)
    後遺障害 等級なし
    専業主婦

    相手からの示談金は、約11万ほど提示
    よろしくお願いします

    1. 自賠責基準で25200円の慰謝料と計算できます。この他に、主婦の休損を自賠責で計算すると17100円~となります。

      なお、裁判所基準の慰謝料は7万円程度となります。

      1. ありがとうございました。
        思ったよりも多い額を相手方が提示してくれているのですね

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